天然鈍感美少女と甘々裏表王子
「あぁそうだな」
あ〜…恥ずかしい……
「ただいま〜」
あ、この声は将真かな?
「何か靴があったけど、誰かお客さ…ってイケメン⁉︎と、沙羅⁉︎」
…何でまず先に龍に気づくかな。
普通そこは娘であり姉であるあたしだと思うけど…⁉︎
「もしかして弟?」
「っ…うん…」
小さい声で耳打ちをして来た龍。
…耳、くすぐったい…っ
「こんにちは。沙羅の弟だよね?僕は山下 龍です。よろしくね」
「…よろしく」
将真、機嫌悪いな…
もう中2だし、思春期なのかな?
「あ、そろそろお昼ね。龍君、お蕎麦でいい?」
「あ、はい…。ありがとうございます!」

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