天然鈍感美少女と甘々裏表王子

怖い話

【龍side】
沙羅の実家に行ってから数日。
学校登校日の前日の夜、俺はリビングにあるテレビを見ていた。
「あれ?龍、何見てるの?」
「あぁ。『恐怖!誰もが絶叫する怖い話100連発!!』ってやつ」
「…それって…。怖い奴、だよね?」
「うん。沙羅も見る?」
俺は約1秒で考えた…。
沙羅は怖い奴が苦手。
でも一人では部屋には戻れず、俺と一緒に見るだろう…
そして沙羅はまだ風呂に入っていない。
と言うことは!
必然的に俺と一緒に入ると言うことだ!
当然怖がりの沙羅が一人で風呂に入れる訳がない。
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