天然鈍感美少女と甘々裏表王子
さ、ら?
「今何時?」
「夜の11時だよ」
「3時間ぐらい寝てたのか…」
…もうこのまま寝るか……
「沙羅、おやすみ…」
寝室に行こうと立ち上がった瞬間、服の袖がくいっと引っ張られた。
「あ、えっと…。」
「?」
「っちょっと待ってて!」
そういうなり、沙羅はリビングに向かった。
何だろ?
「こ、これ…!バレンタイン…」
バレンタイン?
……あ!
「今日バレンタインだった」
忘れてた…
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