天然鈍感美少女と甘々裏表王子
「っ…りゅ、……ぅ…っ」
「ん?」
さっきの反応とは別人のように優しい声で、顔で答えてくれた。
「ごめんなさい…っ」
「ん。俺も悪かった」
今度は前から抱きしめられ、頭をぽんぽんとしてくれた。
「もう…っほんと……っ」
「え、何?」
「大好きだバカ〜〜っ」
あ〜もう…また泣けてきちゃったよ……っ
「うん。俺も大好き」
「…もう、無視しない…?」
「しない」
「絶対?」
「絶対」
「あたしのこと好き?」
「好きじゃない」
へ…?
「や、やっぱり…もう嫌い…っ?」
「ちげーよ。よく言うだろ」
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