天然鈍感美少女と甘々裏表王子
「あ、でも。最初沙羅に抱きついたときは『殺してやろうか』って思ってた」
「え…っっ」
「いや、冗談冗談」
「(絶対冗談じゃない…顔は笑ってても目が笑ってないからっ‼︎)

「2人とも〜お風呂出たよ〜……ふふ。おやすみ」
「ん…龍、ちょー怖ぇ……」
「沙羅ー……沙羅ー…」
2人して寝言言ってるし…
似た者同士かなぁ。
よし!毛布かけたらあたしも寝よう!
…ほんとは龍とキスしたかったんだけどなー…。
「さ、ら……」
「龍?」
「愛してる…」
………っ!?
「あたしも…愛してるよ」
チュッと触れるだけのキスを龍にしてあたしはベッドに行った。
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