天然鈍感美少女と甘々裏表王子
「手相?」
「まったく違う…ほんっとに鈍感だな」
なっ!
「あたし、鈍くないもん!」
「はいはい。じゃ、左手の薬指って言ったら分かる?」
すると龍は持っていた箱を開け、中から指輪が出てきた。
「ゆび、わ?」
「婚約指輪。お、よかった。サイズ合ってた」
「りゅうぅ"〜〜‼︎」
「沙羅、今日泣きすぎ」
「龍が嬉しいことしすぎなんだよぉ〜〜」
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