天然鈍感美少女と甘々裏表王子
あたしは、龍君のきれいな顔に顔を近づけた。
うわー。すごい綺麗。
まつげ長くて、鼻が整ってて切れ長な目。いいなー。あたしもこんな端正な顔立ちが良かったよ…(十分綺麗です)
どきどき。
やばいー!自分から言い出したのに、すごい緊張するー!
あと、5㎝、3㎝、1㎝。
あたしと龍君の唇はかさなった。
あたしが口を離そうとすると、いきなり龍君の手があたしの後頭部をおさえた。
えー!なっなっなにやってんの!////
ちょー恥ずかしいんですけど…
っていうか、龍君起きてたの⁈
「んっ、んっー!」
やばい!もう、息が!
「ぷはっ!」
はぁはぁ。やっとはなしてくれた。
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