天然鈍感美少女と甘々裏表王子
あたしは、立ち上がろうとした。でも、腰が抜けたのか、立てなくなってしまっていた。あたしは恥ずかしくて、涙目になってしまった。
「どうしたの?立てない?」
男の子がそう言ったので、あたしは
「すいません。腰が抜けちゃったみたいで」と男の子にいった。
「//そう。じゃぁ、手、貸すね」
男の子はなぜか顔を赤く染めている。
「どうかしたんですか?顔赤くして」
そういいながら、あたしは男の子を下から覗いた。
「//その顔でみないで」
ガーン!
その顔って、あたしのブサイクの顔?そんなの知ってるけどさ。あたしがブサイクってことぐらい…
「もう。あんたは可愛いんだから、気をつけないと、同じようなことがおきちゃうよ?」
え?かっ可愛い?誰が?
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