天然鈍感美少女と甘々裏表王子
「だから、心配すんな。こんなこと、沙羅がいいっていうまで、やんねーから」
あたし、龍を我慢させてたんだ。
あたしは、あたしの上から降りようとした龍の腕をつかんだ。
「だから、そういうことやられると、期待しちゃうんだって」
龍は苦笑いしながら言った。
「いいよ…」
「は?」
龍は、今ひとつ意味がわかっていないようだった。
「だから、いいよ//龍に、あたしの初めてをもらってほしい」
龍はあたしの上にまた馬乗りになった。
「ほんとに、いいのか?今なら、まだやめられるぞ」
龍は心配してくれてるようだった。
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