涙とともに(短編)
すれ違い
そして待ちに待った
次の日。
朝学校へ行くと
いつもより
光太のクラスは
静かだった。
だから私を待って
くれてるのかな?って
淡い期待をしてしまった。
だけどそこには
私と仲良い女子と
話をしていた。
しかも明らか
光太の方から
話にいった感じだ。
一瞬だけ
光太と目が合った
でもすぐそらされて
また楽しそうに
話を始めた。
私は走り出した。
とりあえずその場から
逃げ出したかった。