愛してるって言って
友達?恋人?
あれから3日が経った。
あの日以来遥汰とは会っていないが、
耳元からあの言葉が離れないままでいた。
「俺だけを見て」
その言葉の意味を、
毎日考えていた。
「琉里華!もう、ボーっとしてどしたの?もう…この前の日からずっとそうじゃん!!」
私は笑いながら、言った。
「ごめんごめん。許してって!
あの日も、急ぎで用事が入っちゃったからさ。
ね?今度アイスおごるから!」
すると夕は目を輝かせて、言った。
「言ったね?今、アイスおごるからって言ったからね?」