愛してるって言って



着いた先は、いつかの奏のお店…………

の隣のラブホテルだった。



前と全く逆の状況で。

目の前にいる遥汰は

今まで見たことがないほど

冷たい目で私を見た。





「…………分からせてやるよ。
俺がどんだけ最悪な奴か。」




私はとっさに逃げようとした。


だが、半年前より大人っぽくなった遥汰の
力には到底敵うはずもなく。


押し倒されてしまった…………





「やめ…………やっっ…………やめてっっっ…………」




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