愛してるって言って
話し合いの結果
゛俺の好きな所に行く゛
ということになった。
迷ったけどとりあえずショッピングセンターに
連れていくことにした。
「先輩、着きましたよ。ここです。」
「こ……こ…………」
着いたショッピングセンターを見つめながら
先輩は聞いた事のないほど
小さな小さな消えそうな声で
そう呟いた。
「あの……嫌でしたか???」
俺がそう聞くと瑠里華先輩は首を横に振った。
「ううん、そんなことないよ。
ちょっと久しぶりに来たってだけ。行こ?」
少し気にしながらも
俺は瑠里華先輩とデートを開始した。