愛してるって言って




「先輩!お待たせしま……し……た……」



両手にコップを持った俺は席に向かった。
するとそこには先輩と…………



「男……???」



もう一人、男がいた。



しばらく立ち尽くしていると
先輩の腕を引いて男が歩き出した。



「ちょっ……ッ先輩ッ!」


そこでやっと声を出したが
あっという間に二人は人混みに消えていった。




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