愛してるって言って
幸せな時間
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暖かな陽の光が窓から部屋に射し込んできた。
目が覚めると隣には愛しい君がいる。
………………一度は離してしまった手。
たとえ遠くからでも
君が幸せになれたらと思った。
でも
そんなの綺麗事だった。
離せるわけなかった。
“好きだ”
再びそう君に伝えた時
君は迷わず俺を選んでくれた。
だから俺は決めたんだ。
俺はもう二度と
君の手を離したりしないと。