一通の間違いメールから始めよう。~遠距離の片思い~【短編】
こなくなったメール
あの日曜日から1週間がたった。
明日から学校のあたしは、面倒くさい気持ちでいっぱいだった。
紀恵は、冬休み中、彼氏が出来たらしい。
あたしとは違って、同じ学校で、同じ学年の子と…
あたしといえば、
あの日から、あたしと春樹くんのメールは途絶えた。
毎日必ずきていた春樹くんからのメールはこなくなった。
あたしからメールしようとした。
だけど、出来なかった。
春樹くんは、メールアドレスを変えちゃったから。
あぁ…これで良かったんだ。
って、少し思った自分がいた。
これで…忘れられる…春樹くんの事…って
でも、1週間じゃ…忘れられないよ。
ポトリと涙が落ちる。
「あ………」
それが、恋をして始めて流した涙だった。
「ふっ……ふぇ…ひっ…」
とめなきゃ…
なんて思っても、とまらないなみだ。
結局、一日中泣いた。
…春樹くんとのメールを思い出して…
明日から学校のあたしは、面倒くさい気持ちでいっぱいだった。
紀恵は、冬休み中、彼氏が出来たらしい。
あたしとは違って、同じ学校で、同じ学年の子と…
あたしといえば、
あの日から、あたしと春樹くんのメールは途絶えた。
毎日必ずきていた春樹くんからのメールはこなくなった。
あたしからメールしようとした。
だけど、出来なかった。
春樹くんは、メールアドレスを変えちゃったから。
あぁ…これで良かったんだ。
って、少し思った自分がいた。
これで…忘れられる…春樹くんの事…って
でも、1週間じゃ…忘れられないよ。
ポトリと涙が落ちる。
「あ………」
それが、恋をして始めて流した涙だった。
「ふっ……ふぇ…ひっ…」
とめなきゃ…
なんて思っても、とまらないなみだ。
結局、一日中泣いた。
…春樹くんとのメールを思い出して…