初恋はユーレイ君と!?





電話を切り、机に置いた。






『拓也から?』





真斗が聞いてくる。






「うん。」





『………何だった?』






「いや……明後日、遊園地行くの。」





『ふ、2人でか?』





真斗…………なんか質問多い。





「そ、そうだけど………」






『………………………ふぅん……そっか…………』






「……………真斗?」





真斗はあたしに背を向けた。





『…………あっそ。………』






……………???






怒ってる……………?






まさか…………!いやいやww





ないよ、それは。






あたしは一応、テレビをつけてあげた。







でも、この日は真斗がテレビに目を向けることはなかった━━━━━。







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