初恋はユーレイ君と!?
真斗が…ニカッ。笑う。
『…俺も、大好きでした。
…………お前は、これから精一杯生きろよ!
拓也にもそう言っとけ!
すぐこっちに来たら、許さねーって!』
「うん!分かった!」
だめ…………もう少し、涙ガマンして……。
もう少し、出ないで。
『………………天国で待ってる。』
「…………分かった。」
『出来れば、あと80年後ぐらいに来いよな!』
「……分かった!」
真斗の顔が、ついに消えていく。
今のうちに、いっぱい心に刻んでおこう。
真斗と過ごした日々。
本当に、大好きでした………………。