初恋はユーレイ君と!?




はっきりと顔が見えるように顔を引いているのに、



近すぎるこの距離を保とうとして顔を前に出すユーレイ。






あたしは「近いから見えないの!離れて!」



叫んだ。






ようやく、あたしが顔を引いていた理由を理解したユーレイ君は、





素直にスッと顔を引いた。






正座をしているユーレイ君。





初めて、はっきりと彼の顔を見た。





……………思わず、口を押さえてしまった。







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