初恋はユーレイ君と!?
だけど、なぜだろう…………?
「……………もう!」
『ごめんて~(笑)』
あたし……………
「アハハハハハハ!」
笑ってる。
心の底から、笑ってたんだ。
『怒ってる?ねぇ、顔にやけてるけど(笑)』
「怒ってる(笑)!」
『うわぁ!嘘だ~、アハハハハハハ!』
「もう!まじ怒ってるって言ってるっしょ(笑)」
だめだ、笑いが止まらない。
真斗といると、自分でも見たことがない自分が見つかる。
あたし、こんな風に笑えるなんて思ってなかった。
━━━━━あたしは、
テレビのチャンネルを掴み、
テレビに向かって赤いボタンを押した。