初恋はユーレイ君と!?
「…………って………やっぱ俺、何言いたいんだろね(笑)」
テへっと照れる彼に感じたのは、心臓に悪い、ときめきだった。
「………………洗濯物…………一人じゃ大変だから………手伝って、」
「りょーかい!」
彼が好きになったのは、この時だった。
━━━━━━それから一年。
あたしたちは今こうして付き合っている。
幸せな日々がこれからも続く、はずだった。
それなのに…………
彼の命があと1ヶ月だとは…………
この時のあたしは、
気づいていなかった……………。