ストロベリーミルク
横目でチラリとマスターに目をやると


『キャーーーーーーーーーーー』


マスターと目がバッチリ合ってしまった

思わず顔を背けてしまった私にマスターが一言

「眉毛…」

眉毛?

私はハッとして慌てバックから鏡を取り出して顔を見た


…ない

眉毛がない


「アハハハッ眉毛は女の命だろ」

そう言ってマスターは笑い出した

私の顔は一気に赤くなっていく

「笑うことないじゃない」

「ごめん。ごめん。でも眉毛がない子なかなかいないから」
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