ストロベリーミルク
「おばあちゃんおまたせ。コーヒーどうぞ」

ジプシーがおばあちゃんの前にコーヒーを置いた

「あらーありがと」

おばあちゃんは嬉しそうにコーヒーを見る

「ジプちゃんの煎れてくれたコーヒーはおいしいんだよね」

照れ笑いするジプシーはとても柔らかい表情をしていた

「ねぇジプシー私にはコーヒーないの?」

「ストロベリーミルクで十分」

「なにそれー」

「苺は毎日、涼子ちゃんの為に買ってきてるんだよ」

そんなこと初めて知った

「まっさかぁー」

「涼子ちゃん=ストロベリーミルクだからね」

うわっ今のかなり嬉しい
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