ストロベリーミルク
バタン

カツカツカツ

眉毛を指摘された私は慌ててお化粧室に駆け込み綺麗に書き終えると何事もなかったかのようにテーブルに戻った

そして立て掛けてあるメニューに目をやった

どうしようかな…

しばらく悩んでから

「あのストロベリーミルクを」

と注文をした

この店のコーヒーのいい香りを嗅ぎつつ

今の心境に一番近い甘い甘い飲み物に目がいった

「はい。ちょっと待ってね」

待ちます
待ちます

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