俺、男に恋しちゃった!?
数分後。



「ごめ~ん!待った?」



ついに敵が現れた。夏だから、けっこう露出の高い格好をしてる。



「いや、さっき来たばっかだから」



水嶋が軽く微笑んで言う。




『え、ちょっと待て』



俺は小声で話す。



『何だよ?』



内山も小声で返す。



『あれが水嶋の彼女?なんつーか・・・』


『ケバい?』


俺の言葉を内山が続ける。


『そう、ケバいよ』


『ケバいね』



『化粧ケバい上に正直・・・ブ○じゃね?』


『・・・だね』



内山も同意する。




あ、あれが水嶋の彼女ぉ!?



もっと清楚なお嬢さん系を想像してたのに。





しゅ、趣味悪ぅうぅ




< 30 / 36 >

この作品をシェア

pagetop