紫陽花前線 ~新選組×平成女子~
第三章
不思議な影
ある朝、土方さんに呼ばれたあたしは土方さんの部屋へ向かっていた。
杏「失礼します…」
土「来たか」
襖を開けると、土方さんと近藤さんが座っていた。
近「おぅ。おはよう、藤咲くん!」
杏「お、おはようございます…」
…一体何だろう?
そわそわしているのが伝わってしまったのか、近藤さんが声を掛けた。
近「まぁまずは座ってくれ」