ヤンキー姫とモテ王子
「邪魔するよ!!」



中にいた人たちはあたしの存在に気づき、驚き硬直している。



「ゆ、雪ノ嬢!」



「何でここにいんだ…!?」



中にいたのは3人の男子。



ガラが悪く耳にはたくさんのピアス、指の間には吸い途中のタバコが挟まれている。



「あんたらが、あたしの仲間をやってくれたんだって?覚悟はできてる?」



「ふっ!雪ノ嬢がなんだ!よく見ればただのかわいい女じゃねぇか」



「それはどうも。でもね、あんたらは今から、そのかわいい女にやられるんだよ」
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