本気で大好きでした。
「おう。彼方と飯なんかホントに久しぶりだな」
「そーだな… 理緒も入れよ」
「えっ、理緒だったの?」
そう言って驚く那緒。
「あ、千聖!この子ね、あたしがいつも自慢してた妹の理緒。かわいいでしょ?」
「あ〜、あの!まさか彼方と仲がよかったとは……」
彼方のお兄ちゃんの隣にいる那緒は
いつもより綺麗だった。
「理緒に連絡しようと思ったんだけど… 理緒の連絡先知らなくって。ごめんね、理緒。」
「謝んないでよ… 手紙みてすぐに連絡しなかったあたしも悪いし」
「まっ、とりあえずご飯行こっか!」