とべない鳥
まぁ無理だと思うけどね
『人には甘いもん飲ましといてお前はお茶かよ』
あいつの手には緑色のパックがあった
「雄大」
『はぁ?別に何でも・・・』
あいつの・・・
ユウダイの真剣な怒ってるような顔を見て何も言えなくなった
『・・・ユウダイはお茶かよ』
言い直した
ユウダイが満足そうに笑顔になった
「俺は甘いもんとか飲めないの」
『苦手なのか?』
「甘いもんは大好き、辛いのは苦手だけど」
ユウダイの笑顔が悲しそうな笑顔に変わった
「身体に良くないって医者に止められてんだよ」
『ふーん』
気になったけど、それ以上聞いてはいけないような気がした
他に言う事なくてイチゴ牛乳を飲む
『何度飲んでも甘い』
「甘いの嫌い?」
『嫌いじゃないけど、飲み慣れてない』
「ん?」
『周りに甘いもんとか飲まないって思われてるから飲まなくなった』
「どう思われてるか分かるの?」
『大体わね、学校でイチゴ牛乳飲んだ日には周りに驚かれる』
「・・・それは自分で決め付けちゃってるからじゃない?」
『え?』
「普段甘いもの飲んでない人が飲んでたら友達はそりゃ驚くよね、見た事ないんだから」
『ん?』
何が言いたいかよく分からない
「友達が自分のことをこう思ってるって決め付けて、それの通り動いてたら、友達は要のことをそう思う。だって、要は友達にそう思う部分しか見せてないんだから」
『まぁそうだね』
「俺は要のことピンクがよく似合うなって思ってて、イチゴ牛乳見たら思わず要にって思ったんだ」
『初対面だったからでしょ』
「初対面だから要の先入観なしで見た人間の要のイメージだよ?」
テレくさくて空を見た
『人には甘いもん飲ましといてお前はお茶かよ』
あいつの手には緑色のパックがあった
「雄大」
『はぁ?別に何でも・・・』
あいつの・・・
ユウダイの真剣な怒ってるような顔を見て何も言えなくなった
『・・・ユウダイはお茶かよ』
言い直した
ユウダイが満足そうに笑顔になった
「俺は甘いもんとか飲めないの」
『苦手なのか?』
「甘いもんは大好き、辛いのは苦手だけど」
ユウダイの笑顔が悲しそうな笑顔に変わった
「身体に良くないって医者に止められてんだよ」
『ふーん』
気になったけど、それ以上聞いてはいけないような気がした
他に言う事なくてイチゴ牛乳を飲む
『何度飲んでも甘い』
「甘いの嫌い?」
『嫌いじゃないけど、飲み慣れてない』
「ん?」
『周りに甘いもんとか飲まないって思われてるから飲まなくなった』
「どう思われてるか分かるの?」
『大体わね、学校でイチゴ牛乳飲んだ日には周りに驚かれる』
「・・・それは自分で決め付けちゃってるからじゃない?」
『え?』
「普段甘いもの飲んでない人が飲んでたら友達はそりゃ驚くよね、見た事ないんだから」
『ん?』
何が言いたいかよく分からない
「友達が自分のことをこう思ってるって決め付けて、それの通り動いてたら、友達は要のことをそう思う。だって、要は友達にそう思う部分しか見せてないんだから」
『まぁそうだね』
「俺は要のことピンクがよく似合うなって思ってて、イチゴ牛乳見たら思わず要にって思ったんだ」
『初対面だったからでしょ』
「初対面だから要の先入観なしで見た人間の要のイメージだよ?」
テレくさくて空を見た