とべない鳥
『きれい・・・』
「ほんとだね」
空には星と月が輝いてた
『あんた・・・ユウダイは月のイメージだね』
「俺そんな裏役者?(笑)」
『月は自分では輝けないけど、夜の主役だよ?夜道も月があるから真っ暗じゃないし、空のもんの中で唯一形を変えることが出来る』
「そろそろ戻らないと怒られちゃうね・・・」
『今、良い話したとこ・・・』
ユウダイの顔見たら、真っ青だった
『ちょ、体調悪いの?』
ユウダイは胸を押さえながら床に座り込んでいった
『誰か呼んで』
「待って」
屋上から出て、人を呼びに行こうとするのを止めるユウダイ
「大丈夫、だから」
全然大丈夫そうには見えない
呼吸がすごく乱れている
でも、ユウダイは離してくれそうになかった
『誰か、誰か来て』
そこから大声を出した
若そうな看護士が来て、様子を見て担架と他の看護士を連れてユウダイが運ばれていった
若そうな看護士が近づいてきた
「あなた、要ちゃん?」
頷いた
「病室戻ろうか、身体冷えちゃったでしょ」
優しく微笑んだ看護士
『あんた何で笑えんの?』
看護士の顔が止まる
「あなたも患者さんだし、雄大くんなら大丈夫だから。雄大くんは発作よく起こるから処置方法も分かってるし」
この時、ユウダイが病人ってことを実感した
「ほんとだね」
空には星と月が輝いてた
『あんた・・・ユウダイは月のイメージだね』
「俺そんな裏役者?(笑)」
『月は自分では輝けないけど、夜の主役だよ?夜道も月があるから真っ暗じゃないし、空のもんの中で唯一形を変えることが出来る』
「そろそろ戻らないと怒られちゃうね・・・」
『今、良い話したとこ・・・』
ユウダイの顔見たら、真っ青だった
『ちょ、体調悪いの?』
ユウダイは胸を押さえながら床に座り込んでいった
『誰か呼んで』
「待って」
屋上から出て、人を呼びに行こうとするのを止めるユウダイ
「大丈夫、だから」
全然大丈夫そうには見えない
呼吸がすごく乱れている
でも、ユウダイは離してくれそうになかった
『誰か、誰か来て』
そこから大声を出した
若そうな看護士が来て、様子を見て担架と他の看護士を連れてユウダイが運ばれていった
若そうな看護士が近づいてきた
「あなた、要ちゃん?」
頷いた
「病室戻ろうか、身体冷えちゃったでしょ」
優しく微笑んだ看護士
『あんた何で笑えんの?』
看護士の顔が止まる
「あなたも患者さんだし、雄大くんなら大丈夫だから。雄大くんは発作よく起こるから処置方法も分かってるし」
この時、ユウダイが病人ってことを実感した