永遠の愛を君に
初恋
窓から見える景色。
夕焼けで赤く染まった空。
下に目を向けると、楽しそうに
笑いながら下校している
女子高生が見える。
「…羨ましいな…」
私の口から、無意識にそんな言葉が出た。
最近、ずっと思っている。
私もみんなと同じように、
高校に通いたいって。
でも私にはそれが出来ない。
それは、私が重い心臓病だから。
私は生まれつき心臓が弱かった。
そして6歳の時、私は心臓病だと
いう診断を下された。
その頃から私が生活する場所は、
病院の中の小さくて真っ白な部屋。
学校になんて行ったことがない。
もちろん、幼稚園の時以来
友達だっていないし
好きな人もできたことがない。
夕焼けで赤く染まった空。
下に目を向けると、楽しそうに
笑いながら下校している
女子高生が見える。
「…羨ましいな…」
私の口から、無意識にそんな言葉が出た。
最近、ずっと思っている。
私もみんなと同じように、
高校に通いたいって。
でも私にはそれが出来ない。
それは、私が重い心臓病だから。
私は生まれつき心臓が弱かった。
そして6歳の時、私は心臓病だと
いう診断を下された。
その頃から私が生活する場所は、
病院の中の小さくて真っ白な部屋。
学校になんて行ったことがない。
もちろん、幼稚園の時以来
友達だっていないし
好きな人もできたことがない。
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