永遠の愛を君に
私の好きな、いちご味。


「冷たくて美味しい」


「だろ?買ってきてよかったな!」



そう言って自分の分のゼリーを
食べる俊。



俊のは何味なんだろう?


私のと同じピンクだけど、
私のより濃い色をしてる。



「これ、食べる?」



俊の手に持たれたゼリーを
じっと見つめていると、
その視線に気づいたのか
私の顔の前にゼリーののった自分の
スプーンを差し出した。


その行動に、胸がドキッっと鳴った。



だってこれって、間接キス
することになるでしょ?



< 28 / 68 >

この作品をシェア

pagetop