永遠の愛を君に
…あと1か月なんて、
ありえないよね…?



「「………」」



……え?


先生??お兄ちゃん?


どうして『嘘だ』って言って
くれないの?


「ねえ!どうして?
どうして否定してくれないのよ!」



私がそう怒鳴るように言うと、
お兄ちゃんの前にいる先生が
口を開いた。



「……嘘ではないんだ。言うか
どうかはお兄さんに決めてもらおう
と思ったけど、聞かれてしまた
なら仕方ない。
…ここに座ってください」



私は先生に促され、お兄ちゃんの
隣に座った。



そして先生は、私に真実を
教えてくれた。


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