永遠の愛を君に
「…発作だ!とりあえず、
そのベットに寝かせよう」



先生の指示によって、
私はすぐ近くにあるベットに
寝かされた。


意識が途切れそうに
なるのを感じる。



うっすらと見える看護婦さんや
先生の顔。



「芙佳!大丈夫か!?」



薄れゆく意識の中、
そんなお兄ちゃんの
声が遠くの方で聞こえた。



苦しい…。



このまま眠ってしまいたい。



そしたら楽になれるのかな?



そこまで考えたとき、
私は完全に意識を失った。







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