永遠の愛を君に
残り4週間~笑顔~

明るい友達

「…んー…朝?」



深い眠りから目覚めた私。


側には私の専属の看護婦の小沢さん
がいて、点滴を取り換えようと
していた。



「…あら、起きたのね。
芙佳ちゃん見てごらん、空が
とても綺麗よ」



小沢さんが窓を指さして
そう言った。


その指を辿って窓の外を
見ると…。



そこに広がるのは綺麗な景色。


通学路の向こう側に見える
海は、いつか一度行ってみたい
なと思っている場所。



昨日泣き過ぎたせいで、
目が少し腫れていて痛い。
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