永遠の愛を君に
「…ねえ、小沢さん、
私の目腫れてるよね?」



私は目もとを触りながら
小沢さんに顔を向けた。



小沢さんはじっと私の目を
見て、そっと笑った。



「うん、腫れてるわ。昨日
泣いてたもんね。冷やすの持って
くるから待っててね」



そう言った小沢さんは使い終わった
点滴の袋を持って病室を
出て行った。



小沢さんは、私のことを
何でも知っている。



私が最初に入院した頃からずっと
私の担当だったから。



いつも私に優しく接してくれて、
1番信頼できる看護婦さん
なんだ。
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