永遠の愛を君に
「ずるいぞ!」



なんて言って肘で私の肩を
ツンツンしてるし。



まあ、元気もらえるから
いいんだけど。



「私も初めての彼氏なんだ。
まさか、こんなカッコイイ彼氏が
出来るなんて夢にも
思わなかったよ」


照れ笑いしながら俊を見ると、
俊も私の事を見ていて
目が合った。



「…見つめ合っちゃうなんて、
仲が良いんだね!」



「そうだよ。な、芙佳?」



「うん!」




…楽しい。



普通の人にとってはなんでもない
やりとりなんだろうけど、
私にとっては全てが楽しく思える。



俊と出会ってから、毎日が
キラキラしてる。



俊がいなかったら、今頃
余命宣告受けて1人で
落ち込んでたんだろうな。



俊が傍にいてくれるから、
頑張ろうって思えるんだ。








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