永遠の愛を君に
翌日のお昼。



いつもどおりやって来た
俊と、昨日と同じように
昼食を取り終え、
2人で静かな時間を過ごしていた。



真子ちゃんは今日は検査が
1日中あるみたい。



「なあ、芙佳はどこか行きたい
所とかないのか?」



突然、俊がそんなことを訊いてきた。



行きたい所?



「…まあ、あるけど…どうして?」




「いいから、行ってみろ」



ん?


どうしたんだろ、急に。



「えっとね、ここから見える
海でしょ?そして、遊園地、
あとはショッピングかな?」



私は思いつく限りを挙げた。



「分かった。じゃあ芙佳の
行きたいと所これから
全部行こう」



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