永遠の愛を君に

観覧車キス

はあ…。


2人で見る海は本当に
綺麗だったな。



「何、その可愛い顔」



海でのことを思い出して
ぼーっとしていると、
俊の声がドアの方で聞こえた。



「別に…」



可愛い顔って。


そんなこと言われたら照れるじゃん。




「顔、赤くなってるよ」



えっ?


ほんとに?



「ていうか、ツンツンしないでよ」




「いいじゃん。可愛いんだから」



「もう、からかうのやめてよ」



なんて言いながらも楽しくて
顔には笑顔が浮かぶ。



なんだかんだ言っても、
やっぱり俊といると楽しいんだ。







< 66 / 68 >

この作品をシェア

pagetop