永遠の愛を君に
そう言うと彼は私に、
1番の最高の笑顔を見せてくれた。



「うん…」



私は自然とうなずいていた。



なんとなく、運命のようなものを
感じたんだ。



そうじゃないと、見知らぬ人に
恋を教えてやるんなんて言われても、
絶対に断るはずだ。



「じゃあ決定ね!俺たちは今から、
恋人同士だ。俺、黒崎俊。高3。
呼び捨てでいいよ」



俊君か…。



俊君はベットの横に置いてある
イスに腰を下ろした。



それより、初めての彼氏が出来た。



こんな私に、こんなカッコイイ彼氏が。


…なんか……夢みたい。









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