最強女総長×俺様総長
李「稀琉羅、連絡もしないで何してたんだ?」
やっと止めてくれたよ
李仁遅いよ…
稀「…海」
稀琉羅は未だあたしに抱き着きながら囁いた
李「海?俺は、凛を迎えにいってすぐに帰って来いと言った筈だ」
出たよ…
李仁の説教…
稀「…ごめん…」
何、稀琉羅も謝ってんの?
いくら李仁に逆らえないからってさー
はぁー
このままじゃ稀琉羅が悪いみたいになるしなー
凛「李仁」
あたしは閉じていた口を開いた
李「ん?」
凛「稀琉羅を責めるな」
李「凛、庇わないでくれる?稀琉羅も今の状況わかっている筈だ。凛にもしものことがあってからじゃ遅いんだ。だから、送り迎え、学校にいるときも警護を付けている。幹部が警護についているってことは凛でもわかるよね?今日は何もなかったにせよ、もし何かあったなら謝って済む問題じゃないだろ」
まったく、うるさいなー
相変わらず、心配しすぎ…
李仁もそうだけどほかのみんなもだ
あたしは守るものが、仲間がいる以上、誰にも負けたりなんてしない
そして、誰にも屈しない
それにあたしの自由を奪わせたりしない
あたしはあたしだ!