最強女総長×俺様総長
悠「白金さん、どうしてここに来たんですか?」
白金さんはもちろん、初代幹部の人たちは引退してから一度もこの倉庫にも俺たちにも会ったことはなかった
俺が総長になってからここに来たのは白金さんが初めてだった
白金さんが表の人になったことは知ってたからもうここには来ないかと思ってた
白「俺は杏那(アンナ)に頼まれてんだ。お前ら悠雅たちを行く道を最後まで見守ってくれって」
白金さんが言った
杏那にか…
相変わらず敵わねーな…
白「お前らがやりたいようにやれ。好きなように…」
やりたいようにか…
白「ただ一つ………後悔だけはするな」
白金さん……
悠「白金さん」
白「んー?」
悠「俺は総長です。俺の判断一つで良い方にも悪い方にも転びます。俺の感情一つで……」
白「うーんそうだな。悠雅の一言で嵐龍は動く。総長とはそういうものだ。総長が間違っていたとしても総長についてく…それが族だ」
総長…
族の頂点に立つ者…
悠「俺は本当に総長にふさわしいんでしょうか…」
今回の件で俺は思い知らされた…
総長の俺がどこの誰かわからないやつに触れることすら出来ないでやられなんて総長失格だ…
総長は相手が誰であろうと負けてられないんだ…
なのに俺は簡単に負けてしまった…