最強女総長×俺様総長
旭は、大の女好きだ。
北入高校、通称«北高»に転校したときも北高の女共を制覇?したみたいだ。
旭の女好きにも困ったものだ…
さっそくクラスの女、ナンパしてるし…
俺はさっきの女が気になり女の席の方をみた。
いねーし…
いつの間に?
教室出るには俺らが座っている後ろのドアから出るか前のドアを出るしかない。
あの女は一番後ろの席だからこっちのドアを出たほうが近い。
悠「おい、こっちのドアから出たやついるか?」
俺は本を読んでいる愁と携帯を弄っている慧と雑誌を読んでいる翆に聞いた。
慧「誰も通ってないと思うよー」
翆「俺もみてないよー」
愁「前から出ている人はいましたけど後ろからは誰も通ってませんよ。ついでに言うと、悠雅が気になっている人は通ってませんよ。」
本から顔を上げながらニヤッと笑いながら言った愁。
その顔ムカつく…
悠「ッチ」
俺は舌打ちをした。
翆「うわー悠雅が舌打ちしたぁーこわー」
慧「翆、悠雅を煽るな」
愁「でも、悠雅が気になるのはわかりますね。あの人授業が終わった後はいましたね。でも、少し気を抜いた隙にいなくなりましたからね…」
愁が読んでいた本を閉じた。