最強女総長×俺様総長


凛「もしもし」


?『凛!?すぐに戻って!!』


凛「は?なんかあったの?」


電話の相手は珍しく棗だった


棗が電話するのは珍しいから杏浬の悪戯かと思ったが違ったみたいだ


棗『状況が変わった!詳しいことは後で!琉伊さんたちもこっちにすぐ来るから凛も戻って来て!!』


棗の声でなんとなく何か起こってることは理解出来たけど何があったんだ?


棗がこんなに取り乱れることはあまりない


相当なことがあるんだろう


凛「わかった」


棗『尚も他の奴らも迎え行けないけど大丈夫?』


凛「あたしを誰だと思ってんの?」


あたしは口角を少しあげ言った


棗『心配だけどこの距離なら大丈夫ね。ダッシュで帰って来てね!』


凛「あぁ」


じゃっと言って電話は切れた


尚や他の奴らも迎えに来れないってことは相当重大なことが起こってるみたいだな


これは早急に帰らなければな


あたしは携帯を鞄に入れ立ち上がった


凛「迅、ごめん。急用が出来たから今日は早退する」


迅「…わかった。気を付けて」


凛「あぁ。後で連絡する」


あたしはそう言い早足に校門へ向かった


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