最強女総長×俺様総長
少し殺気を出して歩けば誰も近づかなくなった
初めからこうすればよかった
――――ブー
パーカーのポケットに入っていた携帯が振動した
誰からだ?
俺は携帯を出して、表示画面を見てから通話ボタンを押した
?「もしもし、総長?」
悠「あぁ、どーしたアキラ」
電話の相手はアキラだった
凛が見つかったのか?
アキラ「今、桐悟から聞いたんですが」
悠「あぁ」
アキラ「凛さん、着替えに海の家に行ったみたいなんです」
着替えに?
そういえばパラソルの下に凛の鞄が二つあった
凛がいなくなってから一つ鞄がなくなっていた
そこに着替えが入ってたなら鞄が無くなったのも辻褄が合う
悠「わかった。海の家に行ってみる」
アキラ「はい、お願いします。こちらは周辺をもう一度探してみます」
悠「あぁ、頼む」
アキラ「はい」
と言って通話は切れた
海の家か…
沢山並んでるから愁たちにも言って手分けして探すか
俺は歩きながら愁たちに連絡した