~宿命~
第23章 八総幹部会議
重たい頑丈なドアを開けて中に入った。
明隆:「オッサン…これって会議室なのか?」
新石:「ビックリするでしょ。僕も最初は驚いたよ。」
8人の幹部が扇形に座り、真ん中にちょこんとイスが置いてある。
どっからどうみても八総幹部以外はアウェイな状況だった。
新石:「失礼します。」
明隆:「失礼します。」
俺が新石の後ろに付き、真ん中にあるイスに歩き出すと、机の上に『総幹部・No.2』と、かかれた札を置いている奴がいきなり怒鳴りだした。
No.2:「お前はここに何をしにきた。関係ない奴は帰れ!」
明隆:「関係あります。この人(新石)の事とレベルⅠだった古島の件できました。」
総幹部の言い方が気に障ったが、冷静さを取り戻し言い返した。
総幹部のNo.2は俺を睨んでいた。
No.1:「まぁ、座ってくれ。」

俺らがイスに座ると八総幹部全員が立ち上がった。
こっちは攻撃されると思い、素早く立ち上がって新石の前に出た。
No.2:「お前っ!何をしとる!席に戻れっ!」
No.5:「警戒しなくても大丈夫やで。」
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