~宿命~
明隆:「おい、生きてっか?」
リーダー:「お前ら全員殺してやる。」
明隆:「まぁ、そう、かっかすんなって。話をしようや。」
並べて座らされていた奴等の目の前に座った。
明隆:「それで?お前らの目的はなんや?」
リーダー:「お前を殺すこと。」
明隆:「そりゃ~殴られるわな。まぁ、いい。そっちがその気なら。」
俺はそれだけを言って物置部屋の真横にある部屋からダーツの矢を全部引っこ抜いて戻った。
明隆:「ちょっとダーツしよっか?」
リーダー:「どっか行ってやれ。」
明隆:「俺、命中力悪いんだよねぇ~。」
相手にヘタクソと思わし、矢を投げた。
近距離からだと命中力は上がる。
どんなにヘタクソでも標的を外す事はまずない。
放った矢はリーダーの靴の横に力強く刺さった。
リーダー:「何すんだよ!危ねぇだろがっ!」
明隆:「んじゃ、黙ってじっとしてろ。話をする気になった時だけ喋れ。それまで暇やからダーツしとく。」
2投目は奴の股の間。
リーダー:「ちょっ…分かったよ!話すから止めろや!」
明隆:「最初から話せばいいのに。…チクッとな。」
股の間の矢を抜く時、血が出ない程度で軽く太ももを刺してやった。
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