~宿命~
リーダー:「痛てっ!クソっ!テメェ!」
明隆:「早く話せよ。今度はチクッじゃ済まさないぞ。」
リーダー:「分かった!…誤心会は5つの団体で成り立ってる。俺らは特攻心。他には守心・野心・武器心・核心がある。」
明隆:「それで、その5つの団体はどんな行動をしてる?」
リーダー:「俺らはお前らを見つけ次第、攻撃する。守心は聖地を守る。野心の行動は知らん。武器心はお前らが来るまで特訓してる。核心の事は誰も知らない。」
明隆:「嘘じゃねぇだろうなぁ?」
リーダー:「嘘じゃねぇからそれ向けるなっ!」明隆:「その聖地とやらは何処にある?」
リーダー:「ポケットに地図がある。なぁ?お前は話が分かるようやから言うけど、俺らは最初からお前らなんてどうでも良かったんや!俺らは昔みてぇに単車乗り回したいんだよ!逃がしてくれや!お前らがアイツらを潰してくれたら俺らは満足なんや。ずっとこき使われて変な儀式させられて…もう、うんざりなんだよっ!情報は全部やるから逃がしてくれ!」
明隆:「そうはいかん。逃げる口実かもしれんしな。まぁ、飯は持ってきてやるから安心しな。」
俺は部屋を出て二階の空き部屋で考えた。
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