~宿命~
最終章 ~宿命~ 後編
明隆:「待て!」
廃墟の中へ逃げ込んだ奴らを追って中へ突入した。
外からだとコンクリートで建てられた頑丈な家にみえるが、中は地面がむき出しで小さい雑草が生えている。
家と言うより周りをコンクリートで固めただけだった。
天井は無く、聖地とは思えないありさま。
明隆:「お前が主犯者か。」
入口の突き当たりにどこから持ってきたのか校長室にあるようなゴージャスな椅子に足を組んで座っている奴がいた。
九嶋:「俺は九嶋 輝成。誤心会会長。お前は明隆だな。」
明隆:「だらだら格好つけなくてええよ。気持ち悪ぃぃ。」
九嶋:「明隆、俺はお前が嫌いだ。消えろ。それとも消してやろうか?」
明隆:「なんでもいいからかかって来いや!」
九嶋:「わかった…望み通り消してやる!」
数はほぼ互角。
ただ、相手は鎌・ナイフ・木刀・クワ・トンファーを持っており、九嶋と名乗る奴は両手に熊の手と呼ばれる草刈り道具をはめていた。
熊の手とは手首運動だけで動かせ、腕にフィットさせて使う。
先には何もなく、太く尖った鉄の爪が三本ついている。
見た目が熊の手に似ていることからそう呼ばれているのだ。
廃墟の中へ逃げ込んだ奴らを追って中へ突入した。
外からだとコンクリートで建てられた頑丈な家にみえるが、中は地面がむき出しで小さい雑草が生えている。
家と言うより周りをコンクリートで固めただけだった。
天井は無く、聖地とは思えないありさま。
明隆:「お前が主犯者か。」
入口の突き当たりにどこから持ってきたのか校長室にあるようなゴージャスな椅子に足を組んで座っている奴がいた。
九嶋:「俺は九嶋 輝成。誤心会会長。お前は明隆だな。」
明隆:「だらだら格好つけなくてええよ。気持ち悪ぃぃ。」
九嶋:「明隆、俺はお前が嫌いだ。消えろ。それとも消してやろうか?」
明隆:「なんでもいいからかかって来いや!」
九嶋:「わかった…望み通り消してやる!」
数はほぼ互角。
ただ、相手は鎌・ナイフ・木刀・クワ・トンファーを持っており、九嶋と名乗る奴は両手に熊の手と呼ばれる草刈り道具をはめていた。
熊の手とは手首運動だけで動かせ、腕にフィットさせて使う。
先には何もなく、太く尖った鉄の爪が三本ついている。
見た目が熊の手に似ていることからそう呼ばれているのだ。