~宿命~
安居:「私には明隆が付いてる。明隆には私が付いてる。大丈夫。お互いを信じよう。」
その言葉で不安が消え去り、とてつもない力が漲ってきた。
明隆:「よっしゃー!任せろ!」
気合いを爆発させ、襲いかかってくる奴等を次々と打ち負かしていく。
安居は棚にある本やビデオテープを投げ付け攻撃した。
俺が相手の攻撃を受け、バランスを崩すとビデオテープが援護してくれた。

徐々にTへ近付いて行く。
10人いた奴等も残すところ後、3人。
一気に終わらそうと瞬発的に奴等との距離を縮めた。
3人は怖じ気づき、慌てて逃げ出した。
T:「凄いな。有坂達を負しただけの事はあるな。」
腕を組み、王にでもなったつもりだろうか、余裕ぶって動こうとしなかった。
明隆:「調子こいてんじゃねぇぞ!」
俺は力一杯、奴の顔面目掛けて拳を飛ばした。
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